松坂牛にかける情熱

松坂牛は、神戸牛、米沢牛とともに、日本三大和牛の一つとして知られています。

三重県の松坂市や、その近郊で肥育された、黒毛和牛からとれる牛肉のことです。

元は但馬牛などの黒毛和牛の子牛を、松坂の付近で育てたものです。

黒毛和牛ベースということになります。

肉には格付けがあり、特産松坂牛、金、銀など、独自基準による表示がされています。

手間暇かけた生産過程が有名で、ビールを飲ませて肉質をやわらかくしたり、一頭一頭マッサージしたりなど、独特な畜産方法も、話題になることがしばしばあります。

霜降り肉の、やわらかい牛肉として、すきやきやしゃぶしゃぶでも人気のある高級牛肉です。

松坂牛はその美味しさ、また高級さから記念日に食べに行くという話も多いようですね。

最近では通販サイトの特選松阪牛やまとでお取り寄せもできるようなので家庭でも松坂牛を味わうことができます。

松坂牛は日本のみならず、世界的にも高級ブランド牛肉として広まっています。

松坂牛にはそれぞれ名前がついていて、親子四代の血統、生産地、生年月日などのプロフィールが書かれた子牛登記証明書があります。

これは子牛の戸籍とも言われるもので、安心して牛肉が食べられる、トレーサビリティの一環となっています。

一頭一頭、鼻のシワをインクで写し取った鼻紋が貼付されたこの証書は、安全の証しとされています。

鼻紋を採取するには、じっとしていない子牛の鼻にインクをつけて、素早く和紙に写し取る必要があり、大変な作業です。